仕事の量の違いに不満を抱く介護職

介護職で働いていると、同じ現場にいる同じ職種の人に比べて圧倒的に仕事の量が多いのを不満に感じる場合があります。仕事の配分が自分に偏っていて一人だけ残業が多くなったり、人よりも早いペースで仕事をしているのに他の人と同じように休憩する余裕がなかったりするのです。勤勉な介護職の人ほど抱きやすい不満であり、他の人に比べて働けると考えられて管理職側が仕事を多めに割り振っていることがよくあります。そのまま何も言わずに働いていると、ますます他の人と仕事の量で格差が生じてしまうリスクがあるので、不満に思っているなら速やかに対策を練るのが大切です。

確実なのは経営方針の異なる職場を探す方法でしょう。その職場では経営方針として適材適所の考えが強く、できる人にはその分だけ仕事を与え、能力的に劣っている人には仕事を少なくすると定めている可能性があります。あるいは管理職の好き嫌いの問題で仕事の量が偏っている可能性も完全には否定できません。現場にいる介護職全員で協力して一日にやるべき仕事を終えるという形で介護をする体制を整えている職場を選べば、仕事の量に偏りが多少あったとしても互いに協力して仕事を分け合うので労働時間に違いが生じることはないでしょう。

職場はそのままが良いという場合には上司に訴えかけるしか手立てはありません。同じような不満を持っている人がいれば一緒になって訴えに行くと方針を変えてくれる可能性が高まります。